滝関係の本

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白州正子、永瀬嘉平/駸々堂 1977年発行

全国80瀑を紹介した滝の写真集で、滝の本の先駆けと思われます。写真としての美しさよりも、滝そのものの魅力が伝わる一冊。本当に滝が好きな人にしか撮れない写真に魅了されます。


日本の滝《東日本編》日本の滝《西日本編》
佐藤安志、渡辺晃一/土屋書店 1981-1982年発行
 

各県を代表する滝々を紹介している滝のガイドブックです。養老の滝や赤目四十八滝などの古典的な滝ももちろん載っていましたが、黒山三滝や小木森滝など結構渋い滝も紹介されていました。当時の私は、この本と道路地図帳や地形図で日本の滝リストを作ったりしていたものです。


滝から滝へ。日本・滝紀行
永瀬嘉平/岳書房 1982年発行

日本各地の滝を訪ね歩いた紀行エッセイ。今でこそ滝100選に選ばれたものの、当時は本当に秘瀑だった常布の滝や根尾の滝、御来光瀑なども紹介。歩くことの素晴らしさや環境保全の大切さも語られています。私が滝好きなることを決定づけた一冊です。


かくれ滝を旅する
永瀬嘉平/世界文化社 1991年発行

「滝から滝へ。」の続編ともいえる一冊。滝100選の選考委員の一人ともなった著者が、つい最近まであまり知られていなかった「かくれ滝」を訪ね歩いた紀行文集です。


滝ゆけば
永瀬嘉平/舞字社 1998年発行

滝のエッセイ集。「滝から滝へ。」に収録された文もかなり含まれており、再録に近い構成になっています。


日本滝めぐり
加藤庸二/JTB 1996年発行

86瀑をカラー写真で詳しく紹介し、300瀑がリストで簡単に紹介されています。また、滝の紹介以外にも、滝の成因や地質、歴史や信仰などの読み物もあり、かなり楽しめる内容となっています。


日本の滝200選続・日本の滝200選
中西栄一/東方出版 1998-2000年発行
 

数的にはやや物足りない気もしますが、写真は滝全体を写した物が多くてわかりやすく、個々の解説文も丁寧。これから滝を巡ろうと思っている人など、手軽に滝を知るのにおすすめの本です。


滝(1)滝(2)滝(3)
鉄弘一/光村推古書院 1999-2001年発行
  

美しい写真で全国の滝300瀑を紹介しています。しかし、あくまで写真集として見るべき本のようです。解説は物足りないし、写真も滝全体ではなく一部分を切り取った物が多くて、滝のガイドとして見るとかなり不満が残ります。


日本の滝1000遊楽の滝日本の滝1000和みの滝日本の滝1000幽遠の滝
竹内敏信/学習研究社 2001年発行
  

三冊揃えて日本の滝を1000瀑紹介している本です。写真家が集まって作っただけあって写真はきれいですが、滝の紹介文まで「綺麗な写真の撮り方」的な文章が多いのはどうかと思います。想定読者はアマチュアカメラマンなのでしょうか?。三冊の分け方も曖昧で、総索引があるとはいえ探しにくいのも欠点でしょう。


日本の滝(1)東日本661滝日本の滝(2)西日本767滝
北中康文/山と渓谷社 2004-2006年発行
 

日本の滝ガイド本では最高の出来でしょう。観光の滝から知られざる滝まで、二冊で1428瀑を網羅しています。写真は滝全体をとらえたものが中心で特徴もよくわかり、案内図や落差などの基本データはもちろん、個々の滝についての解説も、限られたスペースにもかかわらず充実しています。また、滝を構成する地質なども記載されているのが素晴らしいです。


滝王国ニッポン
北中康文/えい出版 2007年発行

上記「日本の滝」のエッセイ部分ともいえる本で、実際に滝を撮影に行った時の様子が綴られています。また、詳しいルート案内図も載っているので、これらの滝を訪れる場合にも役立つ一冊です。


地方限定本

房総の山
千葉県山岳連盟/多田屋 1973年初版、1977年第二版発行

いわゆる滝の本ではないですが、「安房地方の滝」を紹介するコーナーがあり、当時千葉に住んでいて、県内の滝を探し回っていた私の貴重な情報源でした。


岩手の渓流・滝20選
小西忠人 高橋照雄/岩手日報社 1995年発行

岩手日報に連載された記事をまとめた本。紹介数は多くありませんが、人との関わりが深い滝を中心に詳しく紹介されています。


信州日帰り滝めぐり
信濃毎日新聞社 1998年発行

長野県内の滝を写真と解説、地図で紹介しています。書名を見てもわかるとおり、手軽に見られる滝が主で山奥の滝は載っていませんが、信州旅行のお供に持って行けば、ちょっと滝に寄りたい時に重宝します。


栃木の日帰り名瀑ガイド
下野新聞社 1996年発行

栃木の主な滝の紹介と、福島、茨城、群馬の滝も少し掲載されています。収録数は今ひとつですが、結構マイナーな滝も載っていて、北関東の滝巡りをするなら持っていて損はない本です。


日光四十八滝を歩く
奥村隆志/随想舎 2000年発行

日光の滝を巡るなら必ず手に入れておきたい一冊です。滝そのものだけでなく、沢を遡る道中や周囲の様子、歴史など細かい解説もあって、充実した内容となっています。


茨城の滝
水嶋保/読売茨城タウンニュース社 2005年発行

袋田以外の滝は全く知られていない茨城県。そんな茨城の滝々を紹介している本です。そのほとんどは落差数メートルの小滝ばかりですが、著者の茨城の滝に対する愛情がわかる一冊です。


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